夜勤で働く看護師におすすめの体調管理法
夜勤は生活リズムが乱れるため、身体的にも精神的にも負担が大きい。
そのため体調を崩しやすく、仕事に支障をきたしてしまうことは、どんな看護師にも起こり得ることである。
そのような事態を防ぐためには、自分に合う体調管理法を見つけることが重要となる。
人間には一般的に「体内時計」と呼ばれるものがあり、約24時間11分という周期で生理現象が起こるようになっているのだが、これは朝しっかりと太陽光を浴び夜は暗い場所にいって休むことでリセットされる。
夜勤の時にはこれを十分に行うことができず、体調を崩してしまうのだ。
その対策として鍵となるのが、食事の時間である。
体内時計は食事の時間にも影響を受けるため、いつも同じ時間に朝食をとることによって、体内時計を整えリセットすることができるのだ。
体調管理のためにはまず、夜勤明けで疲れていても、朝はいつもと同じ時間に食べるということが大事なのである。
次に体調管理法として挙げたいのは、十分な睡眠である。
夜勤のために眠ろうと思ってもなかなか寝付けない時は、軽いストレッチをしたり、ホットミルクなどで体を温めたり、リラックスできる香りのアロマを寝室に置くなどすると良い。
アルコールやカフェインは、眠りの質を下げたり覚醒作用があるため、寝る前に飲むのは避けるべきである。また寝る前の食事は消化の良いものにすると良いだろう。
最後におすすめする体調管理法は、夜勤がない日やオフの日の過ごし方である。
朝起きたらしっかりと太陽光を浴び、食事の3食しっかり食べて、体内時計をリセットすることによって、夜勤の時に乱れてしまった生活リズムを整えることが大切だ。